はじめに
科学と芸術が手を取り合う場で、ほんとうに「いのち」は輝くのでしょうか。
あなたは信じますか?
2025年大阪・関西万博——その裏舞台に、静かに配置された人物がいます。
名は、宮田裕章。慶應義塾大学医学部教授。データサイエンスの俊才にして、社会設計のプロフェッサー。そして、もう一つの顔。世界的な情報管理ネットワークのキープレイヤー。
この記事では、宮田氏と「コモンズ・プロジェクト」、そして大阪万博の関係性をひも解きながら、見えてくる「もう一つの目的」に迫ります。
“データで未来を編む”教授のもう一つの顔
宮田裕章氏の肩書きは、一見して華々しい。
データサイエンス、医療政策、そして未来社会のビジョン。
彼はまるで、「理想の未来」を設計する賢者のように見えるかもしれません。
しかし。
彼が関与するコモンズ・プロジェクトは、単なる福祉活動ではありません。
その実体は、ロックフェラー財団の支援を受けて設立された、スイス本部のデジタル健康情報管理組織。
そう、あのロックフェラー。
20世紀を動かしてきた影の財閥。
さらに、コモンズ・プロジェクトは世界経済フォーラム(ダボス会議)とも提携。
その名前が象徴するのは「世界を統べるエリートたちの情報会合」です。
ここで気づかねばならないのは、彼らが掲げるミッションの本質です。
「人々が自らの健康情報にアクセス・管理できるインフラの構築」
一見すると善意の表現。しかし裏を返せば——健康データの世界的集約。
管理するのは誰?
守るのは本当に“あなた”なのか?
大阪万博は、テクノロジーの実験場か、それとも…。
宮田氏は、2025年大阪・関西万博で「Better Co-Being」パビリオンを監修するテーマ事業プロデューサーです。
そのコンセプトは、「共鳴しあう多様性」。
だが、その中で行われる展示や体験は、単なる未来のショーケースではないかもしれません。
万博の主目的はこう記されています。
目的 | 内容 |
---|---|
SDGs | 持続可能な開発目標の啓発 |
Society 5.0 | 超スマート社会の構築 |
実験場 | 新しいテクノロジーや社会制度の試験導入 |
“実験場”という言葉が、あまりにも生々しくはないでしょうか?
なぜ私たちの「いのち」を扱う展示に、世界的健康管理アプリの開発者が登場するのか?
なぜここに、ワクチン接種情報のデジタル証明書(コモンパス)が絡んでくるのか?
これは偶然でしょうか?
コモンパスと健康情報のグローバル統一
コモンズ・プロジェクトが開発した「コモンパス」は、パンデミック下における“安心な渡航”のためのアプリケーションでした。
だがこのアプリ、こう定義されています。
- 国境を越える際に必要な「検査証明」「ワクチン履歴」を統合
- 各国・各医療機関とのデータ連携
- デジタルIDとしての機能
つまり、「移動」「健康」「身元」が一元化されるのです。
コモンパスはすでに国連、WHO、IATAとも連携しており、その拡大はとどまるところを知りません。
果たしてこれは、個人の自由を守るための道具なのでしょうか?
それとも、監視と選別のための鍵なのか?
未来の幕が開く場所に、誰が立っているのか?
「未来社会の実験場」——この言葉に、ぞっとした読者もいるかもしれません。
宮田氏が万博で仕掛けようとしているのは、ただの展示ではない可能性があるのです。
健康、データ、社会システム。
これらが「一つの軸」によって編まれたとき、私たちの“自由”はどこへ行くのでしょうか。
まとめ
- 宮田裕章氏は、データと社会設計を自在に操る万博プロデューサー。
- 彼が代表を務める「コモンズ・プロジェクト」は、世界的な健康情報統一の中枢。
- 大阪万博は、単なる祝祭ではなく、未来社会の“試験地”としての一面を持つ。
- 「コモンパス」などの技術により、私たちの健康と移動、そしてIDは統一・管理されつつある。
あなたはまだ、「陰謀なんて」と笑えるでしょうか?
それとも、気づいてしまったでしょうか?
——その未来は、もう始まっているのです。
参考リンク
- The Commons Project – Home
- 宮田 裕章|リーダーシップ|公益財団法人国際文化会館
- AWSが支えるCOVID-19との闘い④──宮田裕章教授が語る「データ駆動型社会」という未来 ―「誰一人取りこぼさない」を実現するためのAWSの役割とは? | Amazon Web Services ブログ
- Co-Innovationコモンズの生活の豊かさ革命
- Critical Commons Scholarship: A Typology | International Journal of the Commons
- Homepage – Creative Commons
- IoTが社会にもたらす新しい価値とは? 宮田裕章氏と考える、「超接続社会」で求められる企業変革|JOURNAL(先進事例や最新トレンド)|事業共創で未来を創るOPEN HUB for Smart World
- Newly approved housing complex creates controversy in Sacramento’s Campus Commons neighborhood – CBS Sacramento
- RIETI – アンチコモンズの悲劇?-知識の私有化の光と影-
- “コモンズの悲劇”の悲劇 | 一般財団法人 地球・人間環境フォーラム
- 患者の視点を反映する研究・政策形成のための実践的な方法を提言 ~より多面的な患者の負担に焦点を当てた研究や 患者参画の実践・研究の普及に向けて~ | 大阪大学医学系研究科・医学部
- 第1期コモンズプロジェクトのまとめ|コモンズプロジェクト
コメント